カウンセリング・契約時にこれだけは聞いておきたい9項目

2016/02/08 2016/08/27

美容外科でも脱毛サロンでも、必ず初診もしくは無料カウンセリングが行われます。

説明される方にもよりますが、不充分な説明だった場合、あるいはご自身が大切なことを聞き漏らした場合、トラブルの原因となることも。
そこで、どのようなことに注意して話を聞けばよいのか、まとめてみました。

在籍スタッフの経験年数

あまりに新人ばかりだと当然教育が行き届かず、打ち漏れや火傷などのトラブルを起こす可能性があります。
大手サロンなどは教育体制は比較的しっかりしていますが、そういった部分も含めチェックしておきたいポイントです。

予約は何ヶ月間隔で取れるのか

これについてはサロンごとのルールや、店舗数などによって基準がまちまちです。
よく確認しておきましょう。

施術者を指名できるか

技術・接客態度などはどうしても個人差があります。
いい施術をしてくれる人や波長の合う人に安心してお任せできれば、高評価できますね。

ローション等余計な費用はかからないのか

施術前にシェービングの自己処理が必要なところがほとんどですが、剃り残しがあった場合施術中止となることがあります。
または追加料金を払って、お店で処理をしてくれる場合もあります。
契約によってお店での処理が無料になるパターンもあるので、詳しく確認しましょう。
また、スキンケアやその他に料金が発生するサロンなどもあるので、しっかり聞きましょう。
施術以外には、遅刻に対するペナルティも確認しましょう。
ペナルティが特にない、月額や回数が消化される、別途ペナルティ料が発生する、など条件が違います。

予約のとりやすさ

ネット上では様々な口コミや感想が飛び交っていますが、鵜呑みにしてはいけません。
多くの人が土日祝日など休みの日、あるいは仕事帰りなどの時間帯に集中して予約を入れようとする結果、混雑する時間帯は当然予約が取りづらくなります。
アクセスのしやすいお店は当然利用者が多く、予約がとりづらい可能性が当然出てきます。
お店側では毛周期なども考慮し、短期間での予約ができないように交通整理している部分もありますが、安易にキャンセルしたりすると次回予約がさらに数ヶ月先になる場合もあります。
ご自身が今後どの店舗に行けるかも想定して、しっかり確認しておきましょう。

勧誘について

勧誘を嫌がる人は多いですが、お店はボランティアでやっているわけではありません。
売上が増えなければ経営は成り立ちませんし、技術の維持・向上や機材の充実などにもコストはかけられません。
ですから、勧誘はあるものと考えましょう。
勧誘といっても、よりよい提案内容であれば検討材料になります。
その前提で、確認をしておくのはひとつです。

打ち漏らしがあったときの対処について

そもそも打ち漏らしがあってはいけないのですが、ミスが起きる可能性はあります。
この対処については、サロンごとに考え方・対応のばらつきがあります。
想定できるトラブルに対して、きちんとした説明ができないようであれば減点材料でしょう。
ただ、毎回同じ部位を打ち漏らし続けることはないので、多少は大目に見る寛容さも必要です。

途中で解約しようと思った時の解約方法と返金計算方法

口頭の説明とあわせ、契約書でも確認すべきポイントです。
複雑だったりして理解しにくいかもしれませんが、サロンの場合は契約後でもクーリングオフができるので、冷静になって判断することも可能です。
※クリニックの場合は医療契約なので、クーリングオフの適用外です。

もし会社が潰れた時にどう対処してくれるのか

前払い契約だった場合、倒産すると返金されない場合があります。
実際の事例では、救済した企業が店舗や業務を引き継いだ例もあれば、破産して全くお金が返金されなかった例もあります。
もし倒産した場合は、その企業にお金がないわけですから、現実的には100％の返金を望むのは難しいということを理解しましょう。
ただ、こういった説明をないがしろにしたり、きちんと説明できないのは社内教育に問題ありと考えても差し支えありません。